うたまっぷトップ 歌詞検索
      キーワード歌詞検索はこちら 
コメントを書く コメントを見る
     島津亜矢さんのCDへ   CD      島津亜矢さんの楽譜へ   楽譜  島津亜矢さん『「品川心中」より お染』を試聴ダウンロードする

無料歌詞検索サイト うたまっぷ
アクセス回数:51回 リリース日:2014年5月21日
「品川心中」より お染
作詞 久仁京介 
作曲 村沢良介
島津亜矢
江戸の頃、品川は大層賑わっておりまして、わたしお染は「白木屋(しろきや)」という貸し座敷の板頭(いたがしら)を務めております。しかし、若い娘(こ)たちにどんどんお客がついて、ついには「お茶っぴき」。移り代えのお金も工面出来ない始末。こんなことなら、いっそ死んじまおうかと思うが、どこかに一緒に逝ってくれる馬鹿はいないもんかねぇ。

江戸の南の 品川宿は
浮いて沈んで 女郎花(おみなえし)
一夜一生 思いをこめて
死出にいざなう 恋もどき
ともに行(ゆ)きましょ この世の果てに
沖の 沖の不知火 エーエー 袖しぐれ

若いってだけでチヤホヤされて、浅ましいったらありゃしない。男も男だ。若い女なら何でもいいときたもんだ。まぁ、いいわ。貸本屋の金蔵をうまく誑(たら)し込む事が出来た。これでようやく面目がたつというもの。さて、どうやって死んでやろうか…。あっ、丁度いいところに。「ちょっとちょっと、金さ~ん。」

宵の明星 東へちろり
明けのカラスも 鳴いてとぶ
浮世舞台じゃ 真も嘘も
生きるよすがの 決めぜりふ
ちょっと待ってて あの世の果てで
春の 春の名残りの エーエー 散り桜

何が悪いのさ。男と女なんて、騙して騙されて、お互い様じゃないの。お金を湯水の様に使っての毎夜毎夜のドンチャン騒ぎ。「踊る阿呆に見る阿呆」とはよく言ったもんさ。情に溺れて、欲に逆上(のぼ)せて、いい加減疲れちゃったんだよ。さぁ、もうおしまい。

黄楊(つげ)の横櫛 この洗い髪
知って落せぬ 染みひとつ
首を洗った 覚悟もできた
せめて死ぬ時ゃ にっこりと…
夢をみたとて 仕方がないが
聴いて 聴いておくれよ エーエー 江戸端唄

一寸先は闇。本当にどうなるかわかったもんじゃあないもんだ。それにしてもついてない男だね、金さんは。ひとりだけ逝っちまって、悪い事をしちゃったよ。でも、まぁ死んじゃったもんはしょうがない。
そっちに逝ったらちゃんと詫びるから堪忍ね。ごめんよ~。

©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
うたまっぷ 」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。

島津亜矢さん『「品川心中」より お染』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。

或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。




 
公演・出演祝いスタンド花配達
オリコンミュージックストアで 島津亜矢さん『「品川心中」より お染』をダウンロードする

アニソン歌詞アプリ

歌詞アプリ for iPhone

歌詞アプリ for Android
TOPへ  │  作詞スクール  │  歌詞検索  │  歌詞全文検索・フレーズ検索  │  自作歌詞  │  愛ことば便  │  アーティストクリップ  │  うたまっぷインディーズ  │  俳句・川柳
本日の注目歌詞  │  自作歌詞交流  │  音楽交流・ファン広場  │  楽曲・歌詞コメント集計  │  お問合せ │ 歌詞リクエスト │ 音楽関係リンク │ サイトについて │ プライバシーポリシー