処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する ALI PROJECT 歌詞情報

コメントを書く

コメントを見る

ＣＤ

楽譜

アクセス回数：514回リリース日：2009年8月26日

処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する

作詞	宝野アリカ
作曲	片倉三起也
唄	ALI PROJECT

空へと続く糸杉よりも
暗い土の中の
わたし達の方が
天を知っている

割れて堕ちる破片
血で受け止めながら

蜜蝋の肌溶かし薫らせ
玻璃の骨砕いて
この身で包むものは
腐敗せぬ魂

遙かな古代(むかし)でも
在らざる未来でも
ずっと

亡くしたのは青い翼
太陽の民に愛された証の
此処にいると伝えたくも
届けたいのは誰

見目麗しくそして醜く
生まれついたけれど
わたし達はけして
神の子でなく

毒蛾の鱗粉に
送られる葬列

光の筋を導くものは
信仰か幻戯か
瞼の世界こそ
崩壊せん現実

果ての泥濘から
息を返すはあと少し

授かるのは黒い翼
天使と悪魔抱擁の印の
もうひとつの鼓動はいま
細い肢体を破る

目を閉じて目を開けて
夜明けより闇夜より
破瓜なくて解体と懐胎の
死と再生

生まれるのは白い翼
抱きしめるのが
叶うというのなら
其処に行くと伝えられる
待っているのは何

羽撃くだけ
舞い上がるのは
こんなにも容易い

もっと高く
もう許されぬ落下

ALI PROJECTさん『処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。

或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。

TOPへ │ 作詞スクール │ 歌詞検索 │ 歌詞全文検索・フレーズ検索 │ 自作歌詞 │ 愛ことば便 │ アーティストクリップ │ うたまっぷインディーズ │ 俳句・川柳

本日の注目歌詞 │ 自作歌詞交流 │ 音楽交流・ファン広場 │ 楽曲・歌詞コメント集計 │ お問合せ │ 歌詞リクエスト │ 音楽関係リンク │ サイトについて │ プライバシーポリシー