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CD
楽譜
アクセス回数:84回 リリース日:2010年2月17日
沈黙(月まで響くような彼らの幻灯)
作詞
佐々木健太
作曲
佐々木健太
唄
藍坊主
君のためなら、僕は死ねるよ。何千何百何十何回でも。
だけど、本当に最後の、最後の一回は、ぼくがほんとに死ぬときだろう。
何が嘘だろう、何が本当だろう、心はいつもここにあるっていうのに、
空気に触れたら酸化してしまう、ワインのように、言葉は雨に濡れた鉄のよう。
だから僕らは手を繋いでる、口づけをし、愛をかわし合うんだ。
空気を越えて伝わる、嘘も本当もなく。僕らはなぜかそれを知っている。
ジョンレノン、世界平和はどんな形だろう、柔らかくて暖かいマフィンのようかな、
日曜の朝に響く、フライパンの音のようかな。
ジョンレノン、世界平和はきっとこないよ、あなたを愛せば愛するほど、
いよいよそんな気がしてくるんだ。
平和に暮らすこと、大切な人たちと、それは見えない誰かを相手にしてるんじゃなくて、
触れて泣いて笑って、抱くと暖かい、地球の裏側のことなんかじゃない。
何度でも確かめよう、何度でも祈ろう、全世界が愛に包まれるように。
だけど"無数"の人間を愛しながら、"ただ一人"を愛せるだろうか。
ねえ神様、世界はあまりにも広くて、何十億の愛と、それを守る摩擦が、
至る所で、煙を上げてる。
ねえ神様、僕は大事にしようと思う、平等でも 公平でも ない特別な、
ただ一人と抱き合えることを。
僕らは神のように広大でもなく、宇宙のように果てしないわけでもない
それでも僕らは広大であろうとする、次々に溢れ出る可能性を抱えて。
目を閉じて感じた、耳を澄まして感じた、愛する人よ、何度でも語ってほしい。
夢のような未来を、あまりにももろい理想を、息が止まってしまいそうな現実で。
激しく揺れている、沈黙が震える場所、決して酸化することの無い、あなたへの想い。
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藍坊主さん『沈黙(月まで響くような彼らの幻灯)』の歌詞
チンモクツキマデヒビクヨウナカレラノゲントウ
words by ササキケンタ
music by ササキケンタ
Performed by アオボウズ
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