いっぽんの樹〜武士に二言無し〜永倉新八(坪井智浩) 歌詞情報

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ＣＤ

楽譜

アクセス回数：53回リリース日：2010年11月24日

いっぽんの樹〜武士に二言無し〜

作詞	森由里子
作曲	水流ともゆき
唄	永倉新八(坪井智浩)

おぉっと!
走り出しちまった俺の眼の前に
立ち塞がるなんてこたあ
考えねえ方が身の為だぜ。

何しろ俺は一本気、
侍として江戸に生まれた男だ。
途中で止まるなんてこたぁ
出来ねえ相談だ。

今は
同じ釜の飯を食い
同じ志を持つ盟友、
あいつと一緒に
突き進んでゆく
どこまでもな。

武士に二言無し!
一度決断して走り出したんなら
腰が引ける奴なんざ、
武士じゃねえ。
男でもねえ。

俺は曲がったことは許さねえ。
お天道様に向かって
まっすぐ伸びる樹みてえに
顔を上げたまま戦に向かう。

覚悟?そんなものはよ、
心に刻んで
生まれて来てるぜ。

なんだって白か黒か、どっちか。
それしかねえんだよ。
ウジウジしてる時間なんかねえんだよ。

時代が変わるったって
大事なことはそう変わりゃしねえ。
前を向いて生きることと
人が人を大事に想う気持ちはよ。

絆を結んだ仲間には
命を預けてる。
俺が奴の盾になるくらいの
気概がなくて
どうして
共に戦える?

武士に二言無し!
あの時、ああしてたらなんて
後悔しねえために
何が正しいかなんて答えは、
自分で決めるこった。

俺は曲がったことは許さねえ。
大地に根を張って揺るがず
まっすぐ泣ってる桜の樹みてえに
一本、芯を通して戦う。

試練?そんなもん、あるのは
あったりめえだろうよ。
わははは!

今日はやたら
月が綺麗だな。
おい、一杯酌み交わそうぜ。
明日をも知れねえなら
今を笑って生きるのが
俺の流儀さ。

武士に二言無し!
刀差して生きてるんだ。
泣いて赤子で生まれたんなら
いつかは
笑いながらおさらばしたいぜ。

俺は曲がったことは許さねえ。
雨風にはたわみもしねえ
この一本の大木みてえに
しっかとした肝っ玉で走り抜ける。

男気?んなものはよ、
この手に握って
生まれて来てるぜ。

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