キーワード歌詞検索はこちら
コメントを書く
コメントを見る
CD
楽譜
アクセス回数:67回 リリース日:2010年11月24日
名残りの月
作詞
森由里子
作曲
石毛里佳
唄
山崎烝(鈴木貴征)
銀色の月よ、身を隠さないでくれ、と願っても
黒い雲は月を隠してしまう。
全ては、思うままには行かないようだ。
それでも俺は、俺に出来ることを、任務を
やり遂げようと思う。
それがどんなにささやかでも、
俺は信頼するあの方や隊士たちの手足となり
力を尽くしたい。
太陽の如き大きな力は無くても
漆黒の闇を走らんとする
仲間の往く道を少しでも照らせたら
俺は本望なのだから。
湧き上がって来る雲よ。
あと少し、あの月を隠さないでいてくれ。
やがて朝が来る刻まで
俺たちの希望を照らしてくれ。
あと少し、もう少し待ってくれ。
俺は闇を越えて見届けたい。
同志と共に
真の朝が来る刻を、この眼で。
ふと立ち止まって、夜空を見ていると
激流の如き現実が嘘の様だ。
だが、黒い漆のような闇は
ひたひたと追って来ている。
夜明け前はいちばん昏いというが
夜明けはいつ来るのか?
今は、明日の運命さえ見えはしない。
それでも、俺は新選組を、副長を信じている。
だからもしも、暗闇で道を踏み外そうと
道を違えそうな仲間がいたら
それを止めることは俺の役目だ。
最前線の隊士にそれをさせてはならない。
俺がするのだ。
この身を賭してでも。
垂れ込めてくる暗雲に溺れても
再び立ち上がることはきっと出来る。
いつか俺が仲間より先に消えたとしても
同志たちが困らぬように
あと少し、もう少し此処にいたい。
隊士たちを見守りたい。
この新選組の一員として
夜明けが来るまで。
ああ、月はとうとう
隠れてしまった。
何処へ行ったのだ?
いや、どこへも行ってはいない。
そう、俺は知っている
月は今も何処かで俺を見ている。
この時を、俺たちの行く末を。
嵐が来るのだろうか。
あたかもこの時代のような不穏な空に
一抹の不安が走る。
しかし、もし、朝が来る前に
俺がこの世から消えたとしても
俺は見守ろう。
隊士たちの行く末を。
我が同志たちを
あの、静かなる月のようにー。
©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
「
うたまっぷ
」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。
山崎烝(鈴木貴征)さん『名残りの月』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。
或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。
山崎烝(鈴木貴征)さん『名残りの月』の歌詞
ナゴリノツキ
words by モリユリコ
music by イシゲリカ
Performed by ヤマザキススムスズキタカユキ
・
2013年歌詞ランキング500
・
アニソン歌詞アプリ
・
歌詞アプリ for iPhone
・
歌詞アプリ for Android
TOPへ
│
作詞スクール
│
歌詞検索
│
歌詞全文検索・フレーズ検索
│
自作歌詞
│
愛ことば便
│
アーティストクリップ
│
うたまっぷインディーズ
│
俳句・川柳
本日の注目歌詞
│
自作歌詞交流
│
音楽交流・ファン広場
│
楽曲・歌詞コメント集計
│
お問合せ
│
歌詞リクエスト
│
音楽関係リンク
│
サイトについて
│
プライバシーポリシー