うたまっぷトップ 歌詞検索
      キーワード歌詞検索はこちら 
コメントを書く コメントを見る
     さだまさしさんのCDへ   CD      さだまさしさんの楽譜へ   楽譜  さだまさしさん『一万年の旅路』を試聴ダウンロードする

無料歌詞検索サイト うたまっぷ
アクセス回数:32回 リリース日:2012年6月13日
一万年の旅路
作詞 さだまさし 
作曲 さだまさし
さだまさし
何故私の顔に深い皺が刻まれたのか
教えようと老人は静かに言った
彼の前に腰掛けた時暖炉の
明かりがパチパチ音を立てた

迷った道の数の分と 傷つけた心の数を
忘れないよう顔に刻んできた
驚くことはない 生きてゆくことは
大概そういうことなのさ

若いという美しさは身体の外にあるから
いっときは目が眩むけれど
年老いての美しさは心の中にあるから
気付いたものだけが美しい

そんなことを理解するために
人は生きているのかも知れない

誰もが老人になれるとは 限らないじゃないかと
彼は少し笑って静かに言った
生きた証の皺を恥ずかしいと
思う方がおかしいだろう

君もいつか気付くだろう 悲しみの皺だけじゃない
嬉し涙の流れを刻み
喜びの笑顔さえもまた
自分の顔に刻んできたのだろう

自分の顔が好きかと訊かれたらきっと嫌いだと
答えるにきまってるけれど
これでも昔の私の 顔よりは少しばかり
ましになったと思っているんだよ

そんなことを理解するために
人は生まれてきたのかも知れない

四苦三十六 八苦七十二 足して108の煩悩の
数をまさか信じてる訳じゃない
実際その数の何倍もの悩みと
一緒に暮らして生きてきた

若い頃に見えたものと 年老いて見えるものとの
違いがいつか君にも分かるだろう
本物と偽物あるいは正義について
気づくものだけが美しい

笑う門には福が来る 辛いときでも笑ってる
そんな人になりたいと思わないか?
恩は石に刻み給え 恨みは水に流し給え
胸を張って生きて行き給え

若いという名の花は身体の外に咲くから
いっときは目が眩むけれど
年老いてからの花は心の中に咲くから
気付いたものだけが美しい

そんなことを理解するために
人は生きているのかも知れない
人は生まれてきたのかも知れない

©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
うたまっぷ 」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。

さだまさしさん『一万年の旅路』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。

或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。




 
公演・出演祝いスタンド花配達
オリコンミュージックストアで さだまさしさん『一万年の旅路』をダウンロードする

アニソン歌詞アプリ

歌詞アプリ for iPhone

歌詞アプリ for Android
TOPへ  │  作詞スクール  │  歌詞検索  │  歌詞全文検索・フレーズ検索  │  自作歌詞  │  愛ことば便  │  アーティストクリップ  │  うたまっぷインディーズ  │  俳句・川柳
本日の注目歌詞  │  自作歌詞交流  │  音楽交流・ファン広場  │  楽曲・歌詞コメント集計  │  お問合せ │ 歌詞リクエスト │ 音楽関係リンク │ サイトについて │ プライバシーポリシー