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だから

作詞	AIKO
作曲	AIKO
唄	aiko

古いビルの壁に染み込んだ雨のように
もう心の色も元に戻らないよ
何度も塗った空にひとつだけ雲が落ちた
それはあなたが泣いて作った空

全部吐き出して涙も鼻水も
少し眠ればいい起きていてもいいよ
あたしはあなたになれないだからずっと楽しいんだよ
苦しくてもどんなに悲しくても

一緒にいれば何が見えてくるのあなただけに話すから

痛みを分けあえるメーターがあったら
目を見る事を忘れ目盛り見て
それはそれでうまくいかないさ
だからあなたの肌を触らせてよ
わからないから触らせてよ

まんまるな日に心細くいびつな紐わざと巻いてしまうふざけた二人の指
簡単な事で捻れて氷は溶け時が過ぎて上と下濃さの違うジュース

いつでも思い出せる過去があるのあなたも持っている記憶

二人も一人も同じなんだと思える日もあれば孤独な日もあって
わがままにこれからも生きていこう
だらしないねと笑っていたいのわからないからそばにいたいの

いつかまた声を上げて泣く日が来たら
きっとあたしもあなたの目の奥を見てこれ以上ない声で泣くの

痛みを分けあえるメーターがあったら
目を見る事を忘れ目盛り見て
それはそれでうまくいかないさ
だからあなたの肌を触らせてよ
わからないから触らせてよ

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