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CD
楽譜
アクセス回数:8回 リリース日:2022年10月12日
ブローチ
作詞
きみコ
作曲
佐々木淳
唄
nano.RIPE
外国製のチョコレート キレイな模様を施した
ブリキの缶を開いたら甘い匂い広がった
それを宝箱と呼んでだれも知らない奥に隠して
そこにぼくの一部を詰め込んだ 汚れてしまわないように
きっといつか忘れてしまうんだ 未来のぼくに手紙を書いた
吐き出すようにばら撒いてココロの深くを切り取った
読み返すことはしないで蓋を閉めた
何回転も越えたって夜明けの匂いが引き寄せた
捨てられないで押し込んだ迷子の山の中
それは宝箱と呼んだ今やガラクタのようなもの
そこでぼくの一部が泣いていた 気付いてよ助けてよと
どうせいつか忘れてしまうんだ 幼いぼくが手紙を書いた
あの日の記憶に従って箱に触れた
いくつも時が経って当たり前に忘れていた
手のひらで壊れそうな小さなココロは
すっかり錆び付いてしまって キレイな模様は色褪せて
ギィッと音立てて開いた 甘い匂いは消えていた
いびつな字で書かれた手紙の下にただヒトツ
あの日から時間が止まったみたいに変わらない色のまま
ずっと待っていたの?泣いていたの?
プラスチック製のちゃちなブローチは
注いだ光を跳ね返し笑ったみたいに輝いた
あっという間に時を飛び越して 塞がらなかった隙間にそっと
ピタリとハマって溶け出して祈りとなり やがて消えた
©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
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ブローチ
words by キミコ
music by ササキジュン
Performed by ナノライプ
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