うたまっぷトップ 歌詞検索
      キーワード歌詞検索はこちら 
コメントを書く コメントを見る
     TeleさんのCDへ   CD      Teleさんの楽譜へ   楽譜  

無料歌詞検索サイト うたまっぷ
アクセス回数:4回 リリース日:2024年9月4日
包帯
作詞 谷口喜多朗 
作曲 谷口喜多朗
Tele
君からする死の匂いは
焼きたてのパンに少し似て、
トースターの底、溜まっていた思い出を愛し損ねている。

忌諱からくる庇護し合いは外来の花が育つようで。
水面を全て埋め尽くした。
美しく、息が、詰まる。

息が詰まる。
日々、絡まる譲り合いはコンセント積もる、埃の匂い。
ある朝全てがなくなってしまっても、
多分いいんだろう。

木々さざめく庭の端で、
爪先立ちを繰り返す。
諦めた後啜る珈琲は、少し甘い。

ダクトに流れる暮らし≒額縁の中にしまう後悔。

馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく。
君の身体、心も、
包帯のようだった。

鞄の中、溢れていた水筒に肩を落としながら
ガードレールが 1-1
ゴールの旗を目指していた。

煙が昇って行く。
諦めたあと啜る珈琲は
少し甘い、少し甘かった。

割れた電球の破片を金属バットで端にやる。
階段に座り、眠りにつく。眠りにつく。
明日また、僕じゃないといいな。
明日には、僕じゃないといいな。
ぐにゃりと歪んだ、足元の何か。

馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく君の、
結び目に僕はなれやしなかった。
馬鹿げている世界を、
振り返る度にケラケラ笑った。
ふざけている。
未来は、生き延びた灰の溜り場じゃないんだ。
ささくれだつ、君が優しさと呼んだ硝子を飲み込んだ。

飲み込んだ。

©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
うたまっぷ 」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。

Teleさん『包帯』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。

或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。




 
公演・出演祝いスタンド花配達
2013年歌詞ランキング500

アニソン歌詞アプリ

歌詞アプリ for iPhone

歌詞アプリ for Android
TOPへ  │  作詞スクール  │  歌詞検索  │  歌詞全文検索・フレーズ検索  │  自作歌詞  │  愛ことば便  │  アーティストクリップ  │  うたまっぷインディーズ  │  俳句・川柳
本日の注目歌詞  │  自作歌詞交流  │  音楽交流・ファン広場  │  楽曲・歌詞コメント集計  │  お問合せ │ 歌詞リクエスト │ 音楽関係リンク │ サイトについて │ プライバシーポリシー